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浮気の心理学

 そもそも一夫一婦制という制度が作られたのはなぜでしょう。一夫一婦制が確立しているからこそ、浮気は歓迎されないことであり、モラルに反するものという考え方が成り立ちます。一夫一婦制は、カトリックでは宗教的な影響もありますが、秩序ある社会を作っていくのに都合がいい制度だからなのです。規制されなければ、人はついつい浮気をしてしまう本能を持っています。現行の結婚制度では一夫一婦制が当然で、結婚前も男女間の付き合いは一対一が当然とされています。それは実は作られたモラルなのです。つまり、浮気をしたいというのが人間の本能であって、浮気をしない人は本能よりも社会的なモラルを優先させる人という事ですね。
 といっても、もちろん人の心理は複雑です。浮気をつまみ食いだという人もれば、純愛だという人や本気だという人、パートナーへの不満が理由だという人、などなど、浮気してしまう人は、自分自身では何らかの理由を持っています。それが、浮気をされた側から見て、納得のいくものかどうかはともかく、浮気をしている人は自分自身の中で浮気をしてしまった理由や動機を持っていて、なんとなく浮気したという事はありません。浮気をされた側からみて納得はいかないとしても、浮気をする側は「仕方がない」理由があったと思っているのです。そもそもなぜ人が浮気するのか、その心理を探ってみたいと思います。